株式会社ジェイテック

製鉄&アルミプラント向け特殊計測器|耐火&ガラスマテリアル専門技術商社

赤外線式スラグ検知装置  TSDとは

赤外線カメラを用い転炉及び電気炉操業における溶鋼とスラグとの放射率の差を検出し、適切なスラグアラーム信号を出力します。

本システムからの適切なスラグ信号をもとに確実で安定したスラグ制御を行うことが出来ます。

放射率 スチール/スラグ

Far-IR(遠赤外領域)では、

スチール/スラグの放射率に明確な差が発生します。

 

AMEPA製赤外線式スラグ検知装置では、

Far-IRである 7µm ~ 12µm の波長を用いて

スチール/スラグを判別します。

ストリームトラッキング

 タップストリーム(溶鋼流)は、

 転炉及び電気炉の角度によって水平方向に移動します。

 

 AMEPA社独自のアルゴリズムにより、

 移動するストリームを自動的に追跡し、

 最適なタップストリーム監視を実現します。

タップストリーム自動追跡範囲は、

画面上の青枠内に限られます。(範囲はユーザーが設定可能)

 

画面上の白枠は、

タップストリームの監視範囲を示しています。

 

炎や煙などの外乱による誤検知を防ぐため、

自動的に監視状態の妥当性をチェックしています。